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楽しいことがぎゅうぎゅう詰まっていて、すべてのことを文字にするのに、

とても追いつくことができないよ〜

 

そんなふうに嘆きたいほどに、ワクワクしたことがたっぷり詰まった1週間だった。

 

まず朝倉先生の診察に行った日、

そのあとは、会社帰りの彼を最寄りの駅まで迎えに行き一緒に帰宅をした。

彼にとっての大切な二人のお友達と合流し

買い出しをしてみんなで帰宅し、楽しい食事会を開いた。

 

そして翌日もまた、彼の別の友達と一緒にカフェへいき、

心から楽しいと思える会話をすることができた。

 

その人は私とちょっとした共通項を持つ人で

私自身のつい熱くなってしまう話を聞いてくれて

「こんなふうに情熱的に話してくれる人ってなかなかいないよね」と

そんな趣旨の言葉をかけてくれた。

私が好きで日々こつこつ向き合っていることを

そんな言葉で包み込んでもらえて、

ああ、間違っていないんだなとそんなふうに思うことができた。

 

彼の経験をたくさん聞かせてもらう機会もいただき、

おもわず心の底からわくわくした。

人の経験を声を介して聞くだけでこんなにわくわくすること、

これまであっただろうか。

 

彼の経験と、スポンジのように新しいことを恐れずにぐんぐん吸い込む子どもたち。

このコラボレーションを目にできることがまたさらにわくわくで仕方がない。

 

そのカフェを出てからは、彼のお友達がバーテンダーをしているお店へ軽く食事に。

私の調子があまり良くなかったんだけれど

そのペースに合わせてくれた上

その方が作ってくれるドリンク(もちろんノンアルコールという厄介なオーダー付きで)が

本当に美味しくて。

自分たちのことを見ながら考えて作ってくれたことが伝わる味だった。

 

ほんの数時間しか姿を見たことがない人だけれど

不思議とその方のドリンクを作る姿やおもてなしをする姿から

その為人がすぐに見えた。

 

そんなこんなでたった2日間の休日で

彼のお友達や一緒にちょっとした仕事を進めている人など

本当にたくさんの人と会いながら、話しながら、

自分の心も高められた。

 

彼自身もキラキラしている人だけれど

周りにこんなにも素敵な人がいるなんて。

もっともっと彼自身も、それを作り上げた周りの環境も

素敵だし、しれることって幸せだなと思えた。

 

刺激的な人が多かったおかげで、

私もこのままじゃいられないな、そんなふうに思わせてもらえた週末だった。

 

仕事はイレギュラーで3日間働くだけの週だった。

体が痒かったり重かったり

季節の変わり目にまあそれなりにやられていたけれど

オーナーが名古屋に出張しているその傍で

お店の営業をきちんと守り抜くことができて

ごく普通の3日間だったけど、

終わった後にはしっかり達成感を味わうができた。

 

するとすぐ、休みが来る。

今週もまた特別だった。

 

普通の日常だけど

それが毎週特別で幸せだ。

 

夜にはお魚と昆布から出汁をとってくれた体の温まる鍋を用意してくれて

朝のためにシャインマスカットのフルーツサンドを仕込んでくれていた。

 

朝起きてすぐにあの萌え断は思わずテンションが上がってしまう。

 

元気にスタートしたおやすみの朝は

爽やかに散歩に出かけ図書館に行き思う存分本と触れ合った。

 

そして午後はかなちゃんと半年以上ぶりに再会

 

ここまできて気づいたのは、今週の出来事はすべて出来事の羅列になっている

細かい感情の動きは記録したいんだけれど

それ以上に起こったあらゆる出来事一つ一つが大切すぎて・・・。

まずは出来事そのものを書き残して

あの時味わった事はまた後から描き起こせるようにしよう。

 

夜は、鍋の残りでお雑炊を彼が用意してくれて

私はたらときのこのフォイル焼き、水菜ときゅうりのサラダを作った。

 

いつもよりぬるく入れたお風呂にふたりでゆーっくりとつかり

ふわふわと抱っこされながらずっと歌って過ごしていた時間が本当に幸せだった。

幸せ、幸せ〜とふわふわする時間。

 

1日の中で何時間あったのかしら。

 

翌朝は月曜のお礼にも満たないけれど

南瓜のスパイスポタージュと、バナナとブルーベリーのパンケーキを用意した

 

その間彼はランニングへ。

 

一緒に過ごす時間がいつもいつも幸せすぎて

ずっと続いたらいいのになと穏やかにも心の底から願っている。

 

このあたたかさを、

ゆっくりと

この先もずっと

紡いでいけますように。